こんにちは、元社員です。
一般的に「カツラは高額なもの」というイメージが強いと思います。
事実、オーダーメイドのカツラは高額ですし、既製品のカツラは安いがバレやすい。
今まで消費者はどちらかを選ぶしかありませんでした。
しかし!
今の時代、両方を兼ね備えたかつらがあります。
それがアデランスのフリーダムです。
最近では、葛西選手もフリーダムにしましたよね!
このアデランスのフリーダムは、「コストを抑えて高級カツラを装着できる」オーダーメイドウィッグになります。
今回はフリーダムについて
元アデランス社員の私が
「どこよりも信頼できる情報」をコンセプトにお送りします。
アデランス フリーダムの仕組みについて説明!
広告などの動画や画像を見て、
「…どうやって付いてるんだ…?」
と思った方も多いのではないでしょうか。
まずはフリーダムの仕組みについて説明していきます。
フリーダムの仕組み「装着編」
アデランスフリーダムは「連続装着」と呼ばれる取り付け方法によって、頭皮に装着していきます。
フリーダムを装着する前提として、髪の毛をつるつるに剃る必要があります。
そこに専用の接着剤を使って、頭皮とウィッグのベース部分を直接貼り付けます。
よくある女性用ウィッグのような「ストッパー」を使用するものとは異なる装着方法です。
フリーダムは一度取り付けると、夏場などの汗をかきやすい時期でもなかなか外れることはなく、2週間程度は保たせることが出来ます。
フリーダムの仕組み「取り外し編」
フリーダムの外し方も説明しておきます。
「連続装着」とは言え、いつまでも接着されているものではありません。
約2週間に一度はアデランスサロンにて取り外し。
その際に専用のリムーバーで接着剤を溶かしていき、製品を取り外していきます。
ウィッグを取り外したら、伸びてきた自毛をカットしたり、頭皮のシャンプーを念入りに行います。
もちろんウィッグ単体の洗浄(シャンプー・トリートメント)もします。
頭皮とウィッグを清潔にしてから、装着し直す形となります。
ちなみに、この時に製品の劣化などがあれば、順次新しい製品に取り換えていくことになります。
そもそも「フリーダム」ってどんなシステム?
次に、「フリーダムのシステム」についてよく分からない人の為に少し説明します。
フリーダムとは簡単に言うと、「高級品のかつらを使いやすくしたシステム」と言ったところですね。
フリーダムは、簡単に言ったら「レンタル品」
フリーダムはレンタル品になります。
これには理由があります。
基本的に、オーダーメイドウィッグは「買い取り型」が主流です。
男性用のウィッグを1枚作るだけで約60~70万円にもなる場合もありました。
それに最近のかつらは「連続装着」と呼ばれる取り付け方法が主流になり、製品の劣化が早いです。
その為、一枚のウィッグでは枚数が足らず、同額程度のウィッグを常時2~3枚用意しなくてはいけないものでした。
料金が高いので「裕福層」にしか受け入れられませんでした。
しかし後々、一般の消費者にも手が届くようなシステムが考えらたのです。
高品質なのに定額制。それが「フリーダム」
2017年4月、フリーダムは誕生しました。
高かったオーダーメイドウィッグを「買い取り型」ではなく「リース(レンタル)型」にしたのが「アデランスフリーダム」です。
フリーダムは、「自由な髪」をテーマとして、アデランスの北米子会社であるヘアクラブ社のシステムを、日本向けにアレンジしたプランとして導入されました。
「年会費」を払うことで限度枚数までリースすることが出来るため、常時2~3枚のスペアを買う必要がありません。
また、一枚あたりの価格も年会費で考えると非常にリーズナブルに。
さらに「オーダーメイドウィッグ」なので、品質の高い製品を使用することが出来るようになっています。
つまり、高いクオリティを保ちつつ、コストを抑えて誕生したのが「フリーダム」となります。
フリーダムの料金・月額費用はいくらになる?
では続いてフリーダムの料金について解説します。
先ほど説明した通り、アデランスフリーダムは「定額制」をとっている商品です。
具体的には
- スタンダードプラン(2ユニット)
- ゴールドプラン(3ユニット)
- プラチナプラン(4ユニット)
この3つのプランの中から選んでいくことになります。
(ユニットとは1年間で使用することの出来るウィッグの枚数のこと)
そこからサイズの測定をした後、さらに
- Sサイズ(64~200㎠)
- Mサイズ(201~380㎠)
- Lサイズ(381~600㎠)
これらの中でどれが合う大きさかを選び、料金が決定します。
つまり「年会費制」とはいえ、薄毛の範囲によって年間にかかる料金は違います。
では次に、実際にお客様にウィッグの測定、費用の算出等をしていた私の経験から、より具体的な費用を説明していきますね。
【元社員の経験談】7~8割の人は同じ料金になる
実は、フリーダムを使用してる人の7~8割の人は同じ料金になります。
というのも、アデランス元社員の経験上Sサイズはほとんど使用しないサイズです。
男性の場合は女性と違い、生え際から頭頂部にかけて「ツルツル」になってしまっている方が多いので、MやLサイズでしっかりとカバーするのが一般的になってます。
「ツルツル」ではなく、「トップ付近の地肌が見えやすくなってきた」ような方が稀にSサイズを使うくらいですね。
HPでは月額16,800円でフリーダムを装着できると言いますが、薄毛の範囲が小さいか、頭が小さくないと実際厳しい。
なのでフリーダムを装着する場合、基本的にはMかLサイズと考えてください。
以上から、7~8割程度の方は、
- スタンダードプラン(2枚)×Mサイズ=248,600円
- スタンダードプラン(2枚)×Lサイズ=305,800円
上記のどちらかとなります。
それぞれ1ヶ月に換算すると、月々2~3万でフリーダムを使用する事ができます。
ちなみに、フリーダムとヘアクラブとの違いはなに?
そもそも「年会費制」の男性用オーダーメイドウィッグは、以前から販売されていました。
ヘアクラブはフリーダムと同じく、年会費を払うことでオーダーメイドウィッグをレンタルすることが出来るプランになります。
フリーダムとヘアクラブ、何が違うのか簡単に言うと、
・ヘアクラブは、それなりのクオリティ
・フリーダムは、かなりのクオリティ
このような感じですね(笑)
「ヘアクラブがパワーアップしてフリーダムになった」
このようなイメージで良いと思います。
ここでは具体的に「フリーダム」と「ヘアクラブ」の違いについて説明します。
ヘアクラブと比較① 使用する毛材(品質)が違う
従来のアデランスヘアクラブに使用される毛材は、一般的な人工毛か人毛を使用するタイプのものでした。
もちろん、それでも装着時には自然な仕上がりになる品質の高いものでしたが、人工毛特有の「ツヤ」が出過ぎてしまうという難点が。
アデランスフリーダムは、使用する毛材を「バイタル毛」と呼ばれる毛材にすることが出来ます。
バイタル毛とは「鞘芯構造」という髪の毛と非常に似た作りをしている人工毛であり、手触り等、出来る限り地毛と変わらない使用感にすることを可能にした毛材です。
また、従来の人工毛で気になりがちであった「ツヤ感」も抑えられた為、装着時の自然さがアップしています。
ヘアクラブと比較② 植え方(増毛技術)が違う
二つ目の違いは「植え方(増毛技術)」です。
ヘアクラブ等で使用されるカツラは、基本的にベースの全体に均一に髪の毛が植えられています。
分け目を作ったり前髪を上げたり、などの設定をすることは出来ますが、至近距離で見られてしまうとやはり違和感はあってしまうもの。
フリーダムでは、「つむじ」や「生え際」、「毛穴」までも再現している為、至近距離で見てもなかなかカツラだと判別することは難しくなっています。
画像はフリーダムのウィッグですが、技術の進歩により自然な生え方を再現しています。
ヘアクラブと比較③ 料金が違う
フリーダムとヘアクラブの料金比較です。
フリーダム | ヘアクラブ | |
Sサイズ | 191,400円(税込) | 174,900円(税込) |
Mサイズ | 248,600円(税込) | 210,100円(税込) |
Lサイズ | 305,800円(税込) | 233,200円(税込) |
こちらスタンダードコース(2枚)の料金ですが、largeタイプだとフリーダムの方が72,600円高くなります。
もちろん料金が高い分、フリーダムの方が高品質なカツラになります。
しかしフリーダムが高いと感じた場合、多少妥協してヘアクラブにするという選択肢もあります。
支払いに無理がかからない事も大切です。
ヘアクラブに関してはこちら↓
フリーダムのメリットは?
まずはフリーダムを購入した場合のメリットからお伝えします。
ざっとメリットをあげると以下のような感じです。
- 着けても自然でバレない
- 高級カツラが着けられる
- 連続装着なのでらくらく生活
順番に紹介します。
メリット① プロの目から見ても自然でバレない
https://www.youtube.com/watch?v=NUJPfvCgyL4
↑の動画はフリーダムを装着して激変した人達です。
動画を見ると分かると思いますが、めちゃくちゃ自然です。
元社員の私が言うのもなんですが、本当に至近距離で見ても分からないくらいと思ってもらって問題ないと思います。
もともと男性向けウィッグは、その装着方法からベースが非常に薄く出来ている特徴があります。
ベースが薄いうえにつむじや毛穴、髪の流れまでも再現していることから、アデランス社員などのプロの目から見たとしても、バレてしまうことはほぼ無いと言えるでしょう。
メリット② 高級なかつらが手の届く料金で着けられる
何度も言ってますが、フリーダムはかなり高品質なカツラです。
気になりやすい「ベースと地肌の境目」が分からないように作られていますので、「いかにもカツラ感」がありません。
バレバレで安っぽいカツラではなく、自然かつバレにくいカツラが、手の届く料金で装着できます。
これは昔では考えられませんでしたね。
しかしフリーダムなら月々3~5万円で装着できます。
今の時代、一般消費者でも手が届く価格になっています。
メリット③ 連続装着なので着脱のわずらわしさが無い
フリーダムの装着方法は「連続装着」です。
約2週間、24時間つけっぱなしなので着脱のストレスがありません。
連続装着を希望するお客様は、「着脱のわずらわしさから解放されたい」と思ってる方が多く、「ピン止めのカツラからフリーダムの連続装着にして良かった」という意見も多いです。
フリーダムは、毎日の取り付け取り外しの手間がかからないので、非常に楽なカツラだと言えます。
アデランスフリーダムのデメリットは?
続いてフリーダムのデメリットについて。
いくら高品質なカツラとは言えデメリットはあります。
おもなデメリットは以下の4つです。
デメリット① 気軽に着脱できない
アデランスフリーダムの一番のデメリットは、「気軽に着脱が出来ない」ことです。
クリップ式のカツラと違い、フリーダム連続装着のカツラ。
「お風呂や寝る時は取りたい」と思ってもそれはできません。
強力な接着剤でカツラを固定していますので、基本的に取り外しはサロンで行うしかないです。
一度着けたら約2週間は外せないデメリットがあります。
デメリット② 頭皮にとってあまり良くない環境
次に「頭皮にあまり良くない」事も挙げられます。
それもそのはず、頭皮に接着剤を塗ってしまうので、頭皮にとって良い環境とはいえません。
一応シャンプーもできますが、頭皮までは洗えないです。
夏場など、大量に汗をかくシーンでは頭皮とかつらの間に汗がたまりやすくなるので、細菌が繁殖しやすくなります。
もちろんシャンプーするだけで多少の殺菌効果もありますが、頭皮が洗えない以上、あまり効果的とはいえません。
皮膚が弱い方だとかぶれたりする可能性もあるので、人によっては合わないと感じる方もいると思います。
大半の方は大丈夫なのですが、人によってはアレルギーもありますので注意してください。
デメリット③ かゆみが気になる
先程と少し似ていますが、フリーダムを装着すると、かゆくなる場合があります。
お客さんの中でもかゆみが気になるって方もそこそこ多いです。
夏場など、無性に頭をかきたくなるそうです。
やはり、地肌に直接カツラを貼っているので、かゆくなるのは仕方ありません。
特に夏場は汗をかきやすいので、普段よりかゆくなるかもしれませんね。
この場合、対策としては、
- トニックシャンプー
- トニックスプレー
- かゆい部分は軽く叩く
などが有効です。
かゆみは貼るカツラの宿命だと思ってください。
デメリット④ カツラの耐久性は低い
フリーダムは製品のベース自体が非常に薄くなっているため、1枚あたりの耐久性は低いですね。
上記したように3~4枚必要な理由も、この耐久性の低さによるものです。
大体約3~4か月に一度のペースで次のカツラに取り換えることになります。
「もう替えるの?」と思ってしまいがちですが、製品自体の適性期間だと思うようにしましょう。
フリーダムのメンテナンス内容はどんな感じ?
かつらにメンテナンスは必須です。
メンテナンスを怠ると、かつらが外れやすくなったり、バレやすくなったりするので、定期的にメンテナンスが必要となってきます。
ここではメンテナンスに関する事をお話します。
メンテナンスの流れは?
フリーダムのメンテナンスの流れはこのような感じになります。
①ウィッグをリムーバーで取り外す
↓
②頭皮を洗う
↓
③自毛のヘアカットをする
↓
④ウィッグを別室で洗う
↓
⑤再びウィッグを取り付ける
メンテナンス時間はどれくらい?
取り外した後に頭皮と製品のシャンプーをし、乾かしてまた取り付け、という一連の時間では約1時間程度となります。
私が担当していたお客様は、ほとんどの方が仕事中にふらっと来店し、その後仕事に戻るようにしている方ばかりだったので、そこまで時間はかからないと思って良いと思います。
実際のところは担当スタッフがテキパキ出来るかどうかによって、時間に差が出るものです。
早いと30分くらいで終わることもありますので、そこまで時間は気にしなくても良いでしょう。
メンテナンス費用はかかるの?
フリーダムは取り付け、取り外しに費用はかかりません。
年会費の中にメンテナンス費用も含まれています。
ただし、地毛のカットを行いたい場合などは、別途費用がかかることになります。
その場合は来店予約をする際、担当スタッフにあらかじめ地毛カットをする時間を取っておいてもらうよう、伝えておきましょう。
フリーダムがおすすめな人はどんな人?
アデランスのフリーダムがおすすめな人は、
- 絶対にカツラだとバレたくない人
- 連続装着でも大丈夫な人
- 無理なく支払いができる人
などが挙げれられます。
しかし本当に一番おすすめな人は、
頭皮が広範囲に渡って「ツルツル」になっている人です。
経験上ですが、ツルツルの人がフリーダムを装着すると、ガラッと印象が変わる人が多いですね。
極薄のベースになっているフリーダムは、薄毛がチラホラある状態の頭皮よりも、ほぼ「ツルツル」になってしまっている頭皮の状態の方が地肌にフィットしやすくなっています。
また、ヘアスタイルで合う人、合わない人という区分けはありません。
オーダーメイド商品になるフリーダムは、「ベースの大きさ」や「毛材の長さ」、「色」などを自由に設定することが出来るため、どんなヘアスタイルにも対応することが可能です。
↑の写真のようにツルツルな人ほどイメージが変わるので、男前度がアップします。
お客様の感想・口コミはどう?
もともと既製品のカツラを使用していた人と、オーダーメイドウィッグを使用していた人では感想に差があります。
既製品のカツラはベースの厚みがありすぎたり、毛材の質が悪かったりと品質の悪いものも多く出回っているため、フリーダムの自然さは驚かれることが多いもの。
一方、オーダーメイドウィッグを既に使用している方は、毛材の自然さに驚かれることが多い商品です。
ですが、どちらの方でもフリーダム自体を最初にお見せした時の反応は、
「薄っっ!!」
の一言(笑)。
ベースがあまりにも薄いため、多少不安になる方もいるほどです。
それでも、試着してみるとかなりのフィット感と安定感があることが分かり、気に入られる方は多くいらっしゃいました。
フリーダムに関するよくある質問
ここではフリーダムに関するよくある質問にお答えします。
フリーダムってどのくらい取れないものなの?
接着剤は相当強力なので、取り付け直後の接着力はかなり強いので外れません。
※↓参考動画
このように引っ張ってもかつらはびくともしません。
基本的にスポーツしても問題ないです。
ただ、水泳なども出来なくはないですが、粘着力が弱い状態だと外れる可能性があるのでなるべくやらないほうが無難ですね。
フリーダムの料金が2種類あるんだけど・・・。
無印の「フリーダム」が月々16,700円に対し、
「フリーダムジェントルクラブ」は月々19,900円となっています。
この料金の差は何?と気になる人も多いと思いますが、その差は品質です。
無印の「フリーダム」がちょっぴり改良されて「フリーダムジェントルクラブ」になりました。
「どっちがいいのか迷う」って人は、無料相談で見比べられるのでそこで判断してみてください。
フリーダムの維持費は?
フリーダムはメンテナンス費用が年会費に含まれているためメンテナンス費はかかりません。
維持費は、フリーダムのローン+交通費くらいですね。
入会金や頭金は必要?
フリーダムの利用料は年会費制となっていますが、入会金や頭金などは不要です。
オプションなども選べますが、基本は年会費のみで利用することができます。
会員期間はオーダーしたかつらを装着した日から1年間となっています。
また2年目以降の継続年会費は、初年度よりお得になっています。
(※2年目からは約10%お得になります)
クレジットカードは使えるの?
使えます。
- 現金
- クレジットカード
- 信販会社
お好きな方法で支払いができます。
※↓お支払いできるローン会社一覧
信販会社を利用した場合、分割払い(3、6、10、12回)が選べるようになっています。
フリーダムの申し込み方法は?
①まずはこちらから公式ホームページにアクセスします。
②矢印のフォーラムを選択します。
③ 新増毛相談のコースを選択します。
④ 自分の家から近い店舗と、体験する都合の良い日時も選択してください。
⑤ あなたのお名前・フリガナ・年齢を記入します。
⑥ メールアドレスを入力します
⑦ 電話番号と連絡がつきやすい時間帯を入力します
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まとめ
今まで数多くのカツラを扱ってきましたが、その中でも「フリーダム」のクオリティは素晴らしいと思います。
粘着力と自然さはピカイチなので試す価値はあります。
ぜひ無料体験で「フリーダム」を試してみてください。
アデランスの元社員の一番のおすすめです。
驚くこと間違いないですよ!